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  • 2013年1月18日

  • 「この履歴書の、どこを見ているの?」

 

バイトAは、最近、

少し落ち込むことがありました。

 

何がって、

シンクトワイスに足を運んでくれている

学生くんの履歴書を読んで、

 

「この学生くんは立派だなあ。いろんな企業から、

すぐに内定をもらえるのだろうなあ」

 

と呟いたところ、

 

弊社シャチョウに、

 

「この履歴書の、どこを見ているの?」

 

と、指摘されたからです。

 

 

つまり、シャチョウいわく、

 

「ここの『学生時代に力を入れたこと』に書いてある内容は、

熱意だけでしょ。そんなものは、誰にだって書ける。

もっとリアリティのあることを、自分自身の心と言葉を使って書かないと、

採用担当者の目には留まらないよ」

 

と。

 

ぬお~っ、そうなのか!

人材業界ド素人のバイトA、

シンクトワイスに出入りするようになって1年7ヶ月。

ちょっとばかり、新卒採用市場のことを

わかったつもりになっていたけれど、

なんにも、わかって、なかったやーん!

 

 

企業の新卒採用担当者というのは、まず、

学生から送られてくるエントリーシートや

履歴書に目を通すことから、採用活動を始めますよね。

しかも、大企業の場合、その量は膨大ですよね。

 

毎日毎日、朝から晩まで、

リレキショりれきしょ履歴書……の山。

うぅ~、目が回りそう。

 

 

 

 

そうなると、そこで、

学生の思いを素早く読み取る力がないと、

質のよい採用には至らない。

責任重大だ。

 

本来であれば、実際に学生に会って、

その面構えを見て、

やりとりをしたほうがいいに決まっているけれど。

それだけたっぷりとした時間を作るのは、

実務上、無理。

 

だから、リレキショりれきしょ履歴書になるのでしょうが、

そのときに問われるのって……、もっぱら、

採用担当者の力量なのですね。

ひゃー!

今ごろ気づいたー!

 

 

バイトAは、先日、ネットで、

日本人は、実は日本のことを知らない

「なぜ、日本では本物のエリートが育たないのか?」

対談【出井伸之×福原正大】』

 

という記事を読んだのですが、

そこに、以下のような文章がありました。

 

「どんなに英語がうまくしゃべれたとしても、

それだけではグローバル人材などと言えない。

自分の国のことも知り、相手の国のこともわかっていないと」

 

これを、シンクトワイスの業務に当てはめると、

こうなりますよね。

 

「どんなに説明会でうまくしゃべれたとしても、

それだけでは真のエージェントとは言えない。

学生のことも知り、企業のこともわかっていないと」

 

と。

 

うわー、

質のよい採用のカギは、

採用担当者自身が握っているということか。

改めて、すごいことに、

気づいてしまった。

 

ハイ。

だからこそ、本日も!

新卒紹介は、シンクトワイス!

 

 

(※写真は、バイトAが先日書店で見かけた書籍『採用基準』。

有名ブログChikirinの日記』の「ちきりん」さんが

著者の正体では? と、噂が高い。……買っちゃおうかな)