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  • 2012年7月6日

  • 紹介会社に足を運ぶ学生は、甘えている? それは、違う。

 

バイトAは、

日々多くの企業に電話をかけているのですが、

時々、人事のかたから

次のような言葉を返されることがあります。

 

「紹介会社に頼る学生っていうのが、

まず、どうも、評価できないんですよね~……。

要は、自分自身の足で就職活動を頑張らずに、

紹介に頼っているわけでしょう?

それは、甘えでしょう」

 

むむむ……。

まあ、そういう風に、

端から消極的な姿勢の学生もいますよ。

 

けれど、

バイトAが弊社の営業部隊から聞いた情報によると、

数年前から、

『リクナビ』や『マイナビ』にエントリーするのと同時進行で、

紹介会社に足を運ぶ学生は増えてきている、と。

 

それほど、

『リクナビ』や『マイナビ』を通した就職活動は

苦戦を強いられるのだ、と。

そりゃそうだろうなあ……。

 

 

だって、

希望の企業から一発で内定をもらう学生なんて、

きっと、ひと握りでしょう?

ということは、

そのほかの学生というのは、

ひたすら、

複数の企業にエントリー→説明会→選考会と、

歩を進めるわけですよね。

 

そして、

その期間中、

パソコンやスマホには続々と、

俗称「お祈りメール」が送られてくる……。

 

「残念ながらご希望に添えない結果となりましたのでご連絡申し上げます。

今後のますますのご健康とご活躍をお祈り申し上げます」

 

と。

 

これは、うんざりでしょう。

 

 

 

 

 

メールのみの連絡で、

「ダメでした」。

何が原因で落とされたかについては、

まったく知らされない。

 

そういう、

学生の自尊心にグサッと傷をつける通知が、

パソコンとかスマホとか携帯とか、

ちっちゃいちっちゃい箱に頻繁にやってくる。

これじゃあ、

「箱のなかが世界のすべて」と思っている学生の視野が、

ますます狭くなるのは、

仕方ないのではないでしょうか。

 

 

自暴自棄になって

“不毛”な就職活動を続けていると、

(これは現実なのか、バーチャルなのか?)

と、ワケがわからない境地に陥って当然と思います。

 

 

前述した人事のかたの言葉には、

バイトA、ある側面では同意できます。

けれど、自分の足で頑張って動くなかで、

時には、甘えてもいいんじゃないの?

とも、思います。

 

シンクトワイスの面々は、

人事のかたと学生の間に立って、

関係性を柔軟に繋ぐ。

そういう良い役割を果たせていますから。

 

違った角度から、

より良い採用活動を支援できているわけです。

 

そこに、

学生はジャンジャン足を運んでくれていい。

あ、もちろん、

ちゃんとした意思をもってね。

 

 

バイトA、

生意気を重々承知で発言しますが、

現代の就職活動というのは、

企業も学生も、

そしてそれを取り巻く周りの大人も、

「変わろう」と思わない限り、

なかなか改善されないのではないかと、

思うわけです。

 

 

なぜそういうことを言うかというと、

バイトAには、

最近、ある出会いがあったのです。

 

当ブログ『ひび悶。』を読んで下さった

大学の非常勤講師のかたからメッセージをいただき、

そのかたが就職活動中の学生向けに運営なさっている

ワークショップについて、お話を伺う機会がありました。

 

これがもう、

中身が濃いのです。

 

続きは、次回!

 

 

新卒紹介は、シンクトワイス!